特定健康診査・特定保健指導

特定健康診査とは

特定健康診査とは、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目して病気のリスクの有無を検査し、リスクがある方に生活習慣を改善していくための保健指導を受けていただくことを目的としております。

生活習慣病といわれる糖尿病や高血圧症、脂質異常症は、自覚症状のないまま進行し、心筋梗塞や脳卒中などの重大な病気につながります。早期発見のためにも、毎年定期的に特定健診を受けましょう。

対象となる方

40歳~74歳の方

受診期間

毎年7月1日~翌年3月31日

地区医師会によって期間が異なりますので、受診券送付時のご案内をご確認ください。

健診実施機関

健診機関は下記よりご確認ください。なお、在住者でないと受診できない地区がございますのでご注意ください。

自己負担額

負担なし。

当組合が負担いたしますので、無料で受診できます。

受診方法

対象の方のご自宅宛に「特定健康診査受診券」を郵送いたします。
年度の途中に加入手続きをした方には、ご本人からのお申し出により受診券を郵送しております。
受診希望の方は組合までご連絡ください。
受診券を紛失した方は再発行いたしますので、組合までご連絡ください。
受診券が届きましたら、ご希望の健診機関に直接予約を取ってください。
受診当日、保険証・受診券(裏面の問診票を記入したもの)を必ず持参してください。
後日、健診結果がご自宅に郵送されます。

検査項目

基本検査項目

項目 検査の内容
診察等 視診、触診、聴打診などを行います。
問診 現在の健康状態や生活習慣を伺い、検査の参考にします。
身体計測 身長、体重、腹囲、BMI
血圧 収縮期/拡張期
脂質 中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール
中性脂肪が400mg/dl以上または食後採血の場合、LDLコレステロールに代えて、Non-HDLコレステロールの測定でも可
肝機能 AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP)
血糖検査 空腹時血糖、随時血糖、HbAlc(NGSP)のうちいずれか
尿検査 尿糖、尿蛋白

詳細検査項目

血糖・脂質・血圧および肥満の健診結果、貧血が疑われる方等から、医師の判断により実施します。必要な場合のみの実施となり、対象とならない場合もございますのでご注意ください。

項目 検査の内容
貧血検査 ヘマトクリット値、血色素量(ヘモグロビン値)、赤血球数
生理学検査 心電図、眼底
血清クレアチニン 血清クレアチニン値、eGFR

特定保健指導とは

特定健康診査の結果、メタボリックシンドロームのリスクがあると判定された場合に行われる保健指導のことです。医師・保健師・管理栄養士などの指導のもと、生活習慣を改善することにより、病気の予防・改善を目指します。

対象になる方

特定健康診査の結果、保健指導が必要とされる方

腹囲 追加リスク 対象
①血糖
②脂質
③血圧
喫煙歴
最近1か月間に
喫煙
40~64歳 65~74歳
男性 85cm以上
女性 90cm以上
2つ以上該当 積極的支援 動機付け支援
1つ該当 あり
なし 動機付け支援
該当しない 情報提供
上記以外で
BMI25以上
3つ該当 積極的支援 動機付け支援
2つ該当 あり
なし 動機付け支援
1つ該当
該当しない 情報提供
血糖…空腹時血糖が100mg/dl以上、HbA1c(NGSP値)が5.6%以上
脂質…中性脂肪が150mg/dl以上、またはHDLコレステロール40㎎/dl未満
血圧…収縮期130㎜Hg以上、または拡張期85㎜Hg以上
腹囲の測定に代えて内臓脂肪面積の測定を行う場合には、「腹囲が基準値以上の人」は「内臓脂肪面積が100m²以上の人」と読み替える
斜線欄は、上の欄の追加リスクがレベル分けに関係ないことを示す
糖尿病、高血圧症または脂質異常症の治療に係る薬剤を服用している場合を除く

情報提供(健康な人も含めたすべての受診者に)

問診や健診結果をもとにして、生活習慣の見直しや生活習慣改善に必要な情報が提供されます。提供される情報は、健診結果の読み方、具体的な健康づくりの方法の紹介などです。

動機付け支援(メタボ予備群という人に)

個別面接またはグループ面接を1度行います。健診結果から今の生活習慣を振り返り、生活習慣改善の必要性を理解した上で、医師・保健師・管理栄養士などのサポートを受けながら、すぐに実行できる目標を立てます。

積極的支援(メタボに該当という人に)

初回

個別またはグループ面接で今の生活習慣をふり返り、生活習慣改善のための行動目標を立てます。

3か月以上の継続的支援

一定期間、医師・保健師・管理栄養士などのサポートを受けながら健康づくりを継続していきます。個別面接やグループ面接に加え、実技、実習、電話やFAX、メールなどによる保健指導を3か月以上継続して行います。

自己負担額

負担なし。

当組合が負担いたしますので、無料で受診していただけます。

受診方法

「特定保健指導利用券」をお送りします。
利用券が届きましたら、ご希望の健診機関に直接予約を取ってください。
利用券をお送りする際、健診実施機関をお知らせいたします。
受診当日、保険証・利用券を必ず持参してください。

自家健診について

特定健診・特定保健指導は自家健診ができます。

ご自身の所属する事業所が健診実施機関になっていれば、自家健診が可能です。ただし、ご自身による自己健診はできません。

1 従業員とその家族の場合

従業員とその家族の場合

2 A医師の他に医師がいる場合

A医師の他に医師がいる場合

3 A医師だけの場合

A医師だけの場合

人間ドック等の健診結果の活用

40歳~74歳の第1種組合員とその配偶者の方については、人間ドック等を受診した場合に、その健診内容のうち、特定健診項目に該当する部分の結果を組合に提出していただくと、特定健診を受けたものとし、かかった費用の一部を助成します。提出書類を組合までご郵送ください。

提出書類
人間ドック等における特定健診分のデータ提出費用に係る申請書 PDF
特定健康診査結果通知票 PDF
(人間ドックを受けた医療機関からの検査結果を転記してください。)
人間ドック等を受けた医療機関が発行する領収書原本
(受診者名・人間ドックの記載があり、特定健診項目に当たる部分の金額が明記されたもの)
対象者 40歳~74歳の第1種組合員とその配偶者
配偶者は「家族」の保険証をお持ちの方
助成金額 5,000円を限度に要した費用(年度内1人1回)
同一年度内に特定健診と併用することはできません。
対象期間 毎年4月1日~翌年3月31日の間に行ったもの
申請期限 翌年度4月30日組合必着

お電話でのお問い合わせはこちら

業務課:03-3270-6434

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